トゥールダルジャンとは

ABOUT US

フランス貴族の邸宅を想わせる、パリのエレガンス香る空間

シックな濃紺のエントランスを一歩入ると、そこにはフランスの美意識に彩られた趣のある空間が広がります。空気のような目に見えない美の“エスプリ”を感じていただけるでしょう。店内はひとつの時代だけではなく、トゥールダルジャンの歴史のそれぞれの世紀を表現し、巧みにコラージュしているのをご存知ですか?店内を歩いた時に、まるでそれぞれの特徴ある時代を巡る旅を楽しんでいただけるように、ひとつひとつのディテールに物語のような意味をもたせて構成されています。


エントランス

ENTRANCE

シックな濃紺に彩られたエントランス。この濃紺の色は、ブルボン王朝のシンボリックな色です。そして、壁面には、ロイヤルファミリーをはじめ、政財界、文化人など各界の著名な方々にご来店いただいた際の記念のサインを飾っています。

エントランスホール

ENTRANCE HALl

この空間は、ルイ16世の時代とルイ14世の時代を表現しています。ホールの中央には、トゥールダルジャンの歴史の中でも有名な出来事であった「三皇帝の晩餐」の食卓のディスプレイが飾られています。当時のロシアの皇帝、アレクサンドル2世とそのご子息の3世。いとこのプロシア(今のドイツ)のヴィルヘルム1世と、当時の首相のビスマルクが一同に会してテーブルを囲んだ時のテーブルセッティングです。その晩餐の実物のテーブルセッティングはパリ本店に展示されており、トゥールダルジャン 東京では同じ時代の同じ品物で再現しています。また、アンリ三世が狩りの帰りに立ち寄った際に隣のテーブルでイタリアの貴族たちが使っていた“フォーク”(フォークの原型で二股のもの)を初めて見た国王は大いに驚き、すぐに取り寄せ、その後、フランスに広くフォークが広まっていきました。
その二股のフォークの原型も展示しています。

バー

BAR

食前酒、食後酒をお愉しみいただくシックなこのバーは、ルネッサンスの時代を表現した空間になっています。壁面の肖像画は歴代の国王や宮廷の名士など、フランスの食文化に関わり貢献した人物51人の肖像画が並んでいます。

プライベートルーム“サロン・フレデリック”

PRIVATE ROOM “SALON FREDERIC”

エレガントで落ち着いた個室の窓からは、一万坪の見事な庭園が広がります。記念日のお集まりや大切なご接待にぜひおすすめいたします。(30名さままで)

ダイニングルーム

DINING ROOM

ルイ15世のロココ時代を表現した空間となっており、壁面の樫の木はフランスから運んだものです。なぜ、ダイニングルームの空間にルイ15世の時代を表現したか。それは、この時代が、貴族たちの食文化にも変化が起きた時代だったからです。ルイ14世の時代までは、たとえば、ベルサイユ宮殿で型ぐるしい雰囲気の中で大勢で食卓を囲んでいましたが、ルイ15世の時代に入って、そういった型苦しさを嫌い、もっと少人数で楽しい雰囲気で食事を楽しみたいというスタイルに変化していきました。コース料理というスタイルも、ルイ15世の時代に生まれました。

そして、ダイニングルームの壁面中央には、優美なドレープを彫刻された大理石のテーブルが。この柔らかなドレープが大理石で出来ている事に驚かれることでしょう。このテーブルの上で、鴨などをプレスし、ソースを作ります。